大和ハウス工業(株)は4日、2009年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(2008年4月1日~9月30日)の連結売上高は8,216億9,000万円(前年同期比▲0.5%)、営業利益351億700万円(同▲13.7%)、経常利益352億6,300万円(同▲13.7%)、当期純利益179億1,200万円(同▲24.2%)。
新設住宅着工戸数が低水準で推移するなど厳しい景気動向のなか、同社グループでは中期経営計画に則し、「利益体質の強化」や「将来に向けた収益源の育成」をテーマに業容拡大に努めた。
主力の戸建住宅事業は、(株)ベネッセコーポレーションとのコラボレーションによる子育て層向けの新プラン「HAPPY HUGモデル」の提案や「xevoC」を発売するなど、ソフト提案の強化と「xevo」シリーズのラインアップ拡大を図るなどしたが、資材高騰や販管費の増加等により減益となった。
なお、通期予想については、市場環境の動向などを勘案し下方修正。連結売上高1兆6,650億円、営業利益700億円、経常利益600億円、当期純利益265億円を見込む。