トヨタ自動車(株)ならびにトヨタホーム(株)は18日、トヨタホーム鉄骨ユニット工法住宅「シンセシリーズ」向けに、制震システム「T4システム」を開発したと発表した。
「T4システム」はユニット上下の梁間に設置したフレームに「減衰装置」を配置することで、水平方向の揺れを回転運動に変換、回転体の周囲の粘性体の抵抗によって減衰するもの。
これにより地震時の建物の2階部分の揺れを30~50%低減する。
なお、減衰装置に使用しているシリコーンオイルの耐久性は100年相当(同社評価)としており、将来の地震に対しても安心を確保したい考え。