不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/12/26

既存店、新規SCの好調等で増収増益/イオンモール09年2月期第3四半期決算

 イオンモール(株)は25日、2009年2月期第3四半期決算(連結)を発表した。

 当期(08年2月21日~11月20日)の売上高は933億9,400万円(前年同期比50.4%増)、営業利益253億1,800万円(同 32.4%増)、経常利益246億1,700万円(同35.5%増)、当期純利益145億8,100万円(同33.1%増)であった。

 今期は、イオンモール福岡ルクル(福岡県)など既存SCの増床・リニューアル、サービス力の向上による競争力強化、および4店舗の新規SCの開店に向けた取組みを積極的に推し進め、またイオンレイクタウン(埼玉県)をグランドオープンした。
 営業収益は、保険代理店事業をイオン保険サービス(株)(同社持分法適用関連会社)にしたことで前第3四半期と比べ16億7,100万円の減少となったものの、既存店(25SC)ベースの479億9,400万円に加え、(株)ダイヤモンドシティとの合併、新規SCの寄与による増加等が貢献、前年同期より312億9,400万円の増加となった。

 事業規模の拡大による営業原価の増加や、新規開発物件、中国におけるモールビジネス展開などによる販促費、一般管理費の増加があったものの、効率化を推し進めることで、当期の営業総利益率は、26.4%から27.1%に改善した。

 通期については、売上高1,300億円(前期比34.3%増)、営業利益410億円(同29.6%増)、経常利益400億円(同30.4%増)、当期純利益210億円(同20.4%増)を見込んでいる。

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