不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/1/5

吹付けアスベストが露出する建築物、1,150棟が「未対応」/国交省調査

 国土交通省はこのたび、建築物防災週間(2008年8月30日~9月5日)において実施した建築物に関する各種調査結果を公表した。

 「民間建築物における吹付けアスベストに関する調査結果」では、調査報告のあった建築物22万7,534棟のうち、露出してアスベストの吹付けがされている建築物は1万5,991棟となった。そのうち、指導により対応済みの建築物は9,226棟、指導により対応予定の建築物は1,150棟であった。

 「既存建築物における窓ガラスの地震対策に関する調査結果」では、調査報告のあった建築物3万5,796棟のうち、告示の基準に適合していない建築物は1,205棟。そのうち、改修済みの建築物は699棟、改修予定の建築物は57棟。

 「既存建築物における外壁材の落下防止対策に関する調査結果」では、調査報告のあった建築物1万2,459棟のうち、落下のおそれがあるとされた建築物は1,254棟。そのうち、落下防止対策済みの建築物は551棟、落下防止予定の建築物は301棟であった。

 調査結果の詳細は同省ホームページ参照のこと。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆