不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/1/19

首都圏中古マンション、下落基調鮮明に/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは19日、2008年12月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。同社に登録された中古マンション(ファミリータイプのみ)の売り希望価格を、各行政区単位ごとに集計・算出、その平均坪単価を70平方メートル換算したもの。

 同月の首都圏中古マンション価格は2,884万円(前年同月比▲15.3%、前月比▲2.9%)と2ケタ下落となった。9ヵ月連続の下落で、2ヵ月連続で3,000万円台を割り込んだ。都県別では、東京都が 3,759万円(同▲11.8%、同▲3.3%)、神奈川県が2,505万円(同▲11.7%、同▲0.5%)、埼玉県が1,897万円(同▲3.6%、同6.2%増)、千葉県が1,779万円(同▲7.8%、同▲0.8%)となった。

 主要都市別では、東京23区が4,247万円(同▲8.2%、同0.5%増)、横浜市が2,670万円(同▲8.7%、同▲0.8%)、千葉市が 1,761万円(同▲2.3%、同▲1.3%)、さいたま市が2,186万円(同▲8.5%、同7.6%増)となった。さいたま市の上昇は、登録物件の築年数が17.3年から14.3年と若返っているためで、東京23区や横浜市では08年2月、千葉市では08年6月をピークに下落基調が続いている。

 また、近畿圏は1,851万円(同▲2.8%、同0.7%増)、中部圏は1,499万円(同▲0.6%、同0.3%増)となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。