(社)全日本不動産協会・(社)不動産保証協会は19日、グランドプリンスホテル赤坂(東京都千代田区)で新年賀詞交歓会を開催。西銘恒三郎国土交通大臣政務官など行政関係者、国会議員、業界団体関係者などが多数参加した。
冒頭、あいさつに立った全日理事長・川口 貢氏は「いま、不動産市場は極めて厳しい状況に置かれているが、平成21年度税制改正や住宅・不動産市場活性化のための緊急対策といった思い切った措置が講じられた。今後も、消費者が安心して住宅ローンが組めるよう、雇用不安を解消するなど大胆な施策が求められる。安心・安全は、日本が誇る風土であり、われわれ会員も、消費者に対し的確な情報を提供できる環境を構築しなくてはならない」と語った。
また「今年4月から長期使用製品安全点検・表示制度、10月からは瑕疵担保履行法が施行される。特に住宅瑕疵担保履行法は、不動産事業者にとっては大きな義務が課せられており、その施行にあたって万全を期すよう会員への周知に努める」と語った。