エス・バイ・エル(株)(S×L)は20日、2008年度に国土交通省から採択された「エス・バイ・エル Σ超長期住宅モデルプロジェクト」によるモデル住宅を公開した。
合わせて「構造躯体の耐久性」、「住宅の耐震性」、「維持保全計画」についても公表。
構造躯体の耐久性では「長期劣化防止構造」を提案。1階の外壁および浴室・脱衣室の壁・床組を防腐防蟻措置をとり、浴室・脱衣室の内壁に高耐久処理木材および単板加圧注入処理合板を使用した。
また、構造躯体の外側と内部の両方に通気層をもうけ、雨水の浸入および壁の内部結露を防ぐ、外壁二重通気構造とした。
住宅の耐震性では、高設計倍率の耐力壁を配置することで内部空間の可変性や自由度を拡大できる設計を採用。
維持保全計画は劣化診断推定評価システムを採用し、25年毎の定期点検時に構造躯体の劣化診断を可能とした。
見学会の日時、詳しい場所や申込み方法については、同社ホームページまで。