不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/1/28

ファンド組成ができず、大幅な減益に/パシフィックHD08年11月期決算

 パシフィックホールディングス(株)は27日、2008年11月期決算を発表した。

 当期(07年12月1日~08年11月30日)の連結売上高は1,315億9,600万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は▲69億6,500万円(同▲126.7%)、経常利益は▲160億4,400万円(同▲176.0%)、当期純利益は▲730億1,500万円(同▲704.5%)。

 セグメント別では、不動産投資ファンド事業においては、グループが運用しているマネジメントフィーは増加したものの、期初に計画していた不動産投資ファンドの組成ができなかったため物件取得報酬が減少。また、プライベートファンドのクローズがなかったためインセンティブ報酬が減少した結果、売上高45億5,400万円(前年同期比▲63.1%)、営業利益は28億6,200万円(同▲84.5%)となった。
 不動産投資コンサルティングサービス事業においては、不動産投資ファンドの組成ができなかったことによりファンド紹介手数料が減少し、売上高16億6,800万円(前年同期比▲55.0%)、営業利益は11億8,600万円(同▲58.7%)となった。
 不動産投資事業においては、販売用不動産が増加したことから保有する不動産からの賃貸料収入は増加。一方で、販売用不動産の売却を進めたものの、計画どおりに売却を行なうことが厳しい状況となった。この結果、売上高1,253億7,400万円(前年同期比12.3%増)、営業損失は72億4,900万円となった。

 なお09年11月期の連結業績(08年12月1日~09年11月30日)については、売上高1,154億円、営業利益73億円、経常利益11億円、当期純利益7,000万円を見込んでいる。

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