(株)サンケイビルは28日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(08年4月1日~12月31日)の連結業績は、売上高234億2,900万円、営業利益17億3,900万円、経常利益8億5,000万円、当期純利益12億1,400万円となった。
当期は、ビル賃貸事業において複合施設「ブリーゼタワー」の稼働や、建築内装事業おいて、同施設の貸室内装関連工事収入等で増収となったものの、前年同期に大型物件販売収入を計上した住宅分譲事業が大幅な減収となった。また、資産開発事業で前年同期に計上した匿名組合出資損益分配による売上計上がなく減収となったことなどにより減収減益となった。
また、住宅分譲事業において、販売が低迷している分譲マンションにつき、たな卸資産の評価損を第3四半期末に計上するとともに、販売戸数の減少を見込んだことから、通期連結業績予想の数値を下方修正。
修正後は、売上高314億円(前回発表比▲13%)、営業利益24億円(同▲21.3%)、経常利益11億円(同▲31.3%)、当期純利益12億円(同▲29.4%)を見込んでいる。