(株)共立メンテナンスは9日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(08年4月1日~12月31日)の連結売上高は620億9,000万円(前年同期比9.9%増)、営業利益は41億1,700万円(同16.9%増)、経常利益は35億1,000万円(同11.1%増)、四半期純利益は15億1,300万円(同▲7.9%)となった。
主力事業である寮事業では大学・専門学校との提携を強固なものとしたことから学生寮事業と社員寮事業が堅調に推移。当期末時点の稼動契約数は2万6,678名(前年同期比1,921名増)、売上高284億円(同5.1%増)となった。
また、ホテル事業では安定的な高稼働を実現しているドーミーイン(ビジネスホテル)事業とリゾート(リゾートホテル)事業が順調に推移。売上高は193億8,100万円(同27.4%増)となった。
これらの結果、増収を達成したものの、株式市場の急激な株価下落により投資有価証券評価損が発生したことから純利益は前年同期比でマイナスとなった。
通期については、売上高851億円、営業利益52億6,000万円、経常利益46億円、当期純利益27億9,000万円を見込んでいる。