不動産ニュース / 仲介・管理

2009/2/10

新ブランド「STYLIO」立ち上げ、賃貸住宅事業に本格参入/東急電鉄

「スタイリオ山下公園ザ・タワー」完成予想図
「スタイリオ山下公園ザ・タワー」完成予想図

 東京急行電鉄(株)は9日、賃貸住宅ブランド「STYLIO(スタイリオ)」を立ち上げ、賃貸住宅事業に本格参入すると発表した。

 中期3ヵ年経営計画で重点取り組み課題に掲げた「不動産事業の構造転換」を具現化する事業としてスタートするもの。同社はこれまで、コンセプト賃貸住宅「TOP‐PRIDE(トッププライド)」を展開してきたが、新ブランドも、東急線沿線を中心としたエリアで展開していく。

 「STYLIO」は、英語の「style」と、イタリア語の「io(私)」を組み合わせたもので、「Smart&Comfort Style」をコンセプトに、「自分のスタイル、自分らしさにこだわる人の上質なお気に入りの場所」という意味を表現。価値観やライフスタイルを大切にするシングルやDINKS等を対象に、駅近で、高い利便性と品質を備えた住まいとして提案する。独自開発の物件については、「駅直結」「女性のライフスタイル」「音楽」「ペット」「エコロジー」などをテーマとした住まいの提案。また、東急グループ各社と連携。カードでの決済やカーシェアリング、PASMOを使用したセキュリティ機能等のサービスも検討していく。

 第1号物件として、横浜市中区で取得済みの賃貸住宅(地上18階地下2階建て、総戸数142戸)を「スタイリオ山下公園ザ・タワー」と命名。また、現在東京都目黒区と東京都大田区で建築中の賃貸住宅を「STYLIO」ブランドで開業する予定。

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