不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/24

特別損失の計上などにより最終赤字に/エリアリンク08年12月期決算

 エリアリンク(株)は23日、2008年12月期決算を発表した。

 当期(08年1月1日~12月31日)の連結業績は、売上高164億1,300万円(前年同期比▲45.8%)、営業利益▲1億6,300万円(前年同期:39億2,600万円)、経常利益▲7億900万円(同33億8,900万円)であった。なお、棚卸評価損31億5,000万円、不動産運用サービス事業に付随する減損損失7億4,200万円を計上、純利益は▲79億7,500万円(同13億4,300万円)となった。

 不動産運用サービス事業は、抜本的な組織改革、地価の下落に伴う賃料支払いの減額交渉およびマーケティング等の強化に努め、さらに、その他運用サービス事業のパーキング部門においても不採算現場の改善を積極的に行なった結果、売上高は121億4,600万円(前年同期比12.3%増)となった。
 一方、不動産再生・流動化サービス事業は、保有販売用不動産の売却を進めて在庫を減少、財務体質の健全化をめざすとともに、ストック型ビジネスへの移行を進めた結果、売上高は42億6,600万円(同▲78.0%)となった。

 09年12月期(09年1月1日~12月31日)の連結業績は、売上高116億3,700万円、営業利益8億900万円、経常利益4億900万円、純利益▲3億2,700万円を見込んでいる。

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