不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/2/26

08年の首都圏売物件、中古マンション登録数が前年比2年連続のプラス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社のネットワークにおける、2008年1年間の「売物件」(首都圏)の物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を発表した。

 物件登録数は、中古マンションが2万6,004件(前年比4.2%増)で2年連続のプラス。新築戸建は13万7,478件(同▲6.6%)で再びマイナスに、中古戸建は1万7,208件(同4.4%増)で2年連続のプラスとなった。土地は同37.3%増の6万1,059件で2年連続のプラスであった。

 登録価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり39.81万円(同7.7%増)、1戸当たり2,520万円(同9.9%増)で、いずれも2年連続のプラスとなった。
 新築戸建は1戸当たり3,667万円(同▲0.3%)下落し3年ぶりにマイナス、中古戸建は3,523万円(同1.2%増)で2年連続のプラス。居住用土地は1平方メートル当たり25.51万円(同▲8.1%)で4年ぶりにマイナスとなった。

 物件成約数は、中古マンションが7,125件(同▲4.9%)で再びマイナス。新築戸建は同8.2%増の2万3,153件で3年ぶりにプラスであった。中古戸建は同▲3.9%の4,113件で14年連続のマイナスとなった。

 成約価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり36.70万円(同5.0%増)、1戸当たりは2,279万円(同7.2%増)と3年連続のプラスとなった。新築戸建は1戸当たり3,645万円(同▲1.3%)と3年ぶりのマイナス、中古戸建も2,913万円(同▲4.6%)で再びマイナスになった。

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