(株)アイディーユー(IDU)は6日、情報(空間情報・不動産)ソリューションテクノロジーを軸とした「リバイバルプラン」を策定したと発表した。
同社では、不動産市況の悪化により事業環境が厳しさを増していることから、限られた経営資源を有効活用すべく選択と集中を行ない、08年末より情報ソリューション事業に特化。「情報ソリューションプロバイダー」をテーマに、「情報の見える化」を図っていくもの。
具体的には、同社がこれまで培ってきた情報ソリューションテクノロジーを活用して、従来のマザーズオークションを進化させた「新マザーズオークション」を開設。同ソリューション事業をSaas、ASPにて提供することにより、販路拡大と収益最大化を図る考え。
また、販売費および一般管理費の大幅な削減など、コスト体質の改善も図り、2008年8月期と比較し、合計32億円(約65%)のコスト削減をめざす。
これらの方策により、2011年3月期は売上高51億円、営業利益9億7,000万円、経常利益7億7,000万円、当期純利益7億5,000万円を見込むとしている。