不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/3/17

平均稼働率ダウン、支払利息増などで純利益36%減少/JSR09年1月期決算

 ジャパン・シングルレジデンス投資法人(JSR)は17日、2009年1月期決算を発表した。

 当期(08年8月1日~09年1月31日)の営業収益は17億9,400万円(前期比▲3.6%)、営業利益8億円(同▲5.4%)、経常利益3億1,500円(同▲36.3%)、当期純利益3億1,400万円(同▲36.0%)、1口当たり分配金5,602円(前期:8,804円)となった。

 ポートフォリオ全体の期中稼働率が92.8%と前期比2ポイント強ダウン。営業費用の圧縮を図り、営業利益はほぼ想定通りとなったが、前期比マイナスとなった。また、支払利息が3億3,900万円(前期比24.1%増)となるなど、営業外費用が4億8,900万円(同38.0%増)と大幅に増えたことで、経常利益も大きく減じた。

 次期については、営業収益18億800万円、営業利益7億9,000万円、経常利益2億6,700万円、当期純利益2億6,600万円、1口当たり分配金4,750円を見込んでいる。

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