(株)ラ・アトレは17日開催の取締役会で、取締役報酬の減額幅の拡大および期間延長等による合理化策と、小菅英雄取締役の辞任を発表した。
取締役報酬の減額については、同社2008年11月4日の取締役会において08年10月度の取締役報酬を基準とした減額を決議しているが、今回はこの減額幅の一部を拡大するとともに、期間を延長するもの。
4月以降の、代表取締役社長の報酬額を減額基準時月額報酬額のを30%から40%に、取締役の同減額幅を10%から10~40%に拡大、新たに監査役の同報酬額の5%を返上するといいうもの。報酬減額の期間は、当初09年3月までとしていたところを、「業績が回復するまでの当面の間」に変更する。
以上を含む人件費、支払い手数料、賃借料、消耗品等の削減努力により、来期からの一般管理費を月額3,500万円程度まで圧縮するとしている。
なお、17日付けで小菅英雄氏の辞任の申し出を受理したことも明らかにした。