不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/3/26

特別損失910億円の計上で09年2月期業績予想を下方修正/アトリウム

 (株)アトリウムは25日、2009年2月期業績予想を修正した。

 修正後の連結業績予想は、連結売上高714億円(前回発表:680億円)、営業利益33億円(同:88億円)、経常利益▲38億円(同:20億円)、当期純利益▲1,028億円(同:1億円)。

 不動産市況の悪化に伴い、たな卸資産評価損72億円を売上原価に計上したこと等により、営業損益で55億円、経常損益で58億円それぞれ前回予想より減少する見通し。
 同社では、業績低迷を招いた大型開発案件について、今後は取り組まないこととし、不動産融資保証事業および戦略投資事業の2事業から撤退する。そこで、同事業に関するたな卸資産評価損や求償債権および保証債務等の引当金繰入額等を特別損失として910億円計上。
 また、今後の繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産全額を取崩し、法人税等調整額として計上することとなるため、当期純損益は1,029億円減少する見通し。

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