リゾートトラスト(株)は29日、高級会員制リゾートホテル「エクシブ山中湖 サンクチュアリ・ヴィラ」を開業した。
隣接するリゾート施設「エクシブ山中湖」の成功を受け、また、このロケーションを生かしたスーパースイート棟の建設を要望する声に応える形で実現したもの。
全室がスーパースイートの「エクシブ・サンクチュリア・ヴィラ」シリーズの第4弾、「エクシブ」シリーズでは19施設目となる。
東富士五湖道路「山中湖I.C.」より約6km、東名高速道路「御殿場I.C.」より約28km。富士急行バス「山中湖(旭日丘)」停留所より送迎バスまたはタクシーで約5分。
建物は鉄筋コンクリート造地上2階地下2階建て。敷地面積は1万9,217.39平方メートル、建築面積1,926.79平方メートル、延床面積9,601.44平方メートル。総客数は28室(1ベッドルーム8室、2ベッドルーム10室、和洋ルーム10室)。
デザインコンセプトは、ウィーンで誕生した芸術集団「分離派(セセッション)」の建築家、オットー・ワーグナーのスタイルをモチーフとし、シック・スタイリッシュであり、隠れ家のような親しみと和やかさに満ちた空間を創出。
チェックインからチェックアウトまでの滞在中は、原則としてバトラー(執事)が案内する最上級のくつろぎを提供。また、富士山を絵画のように望むことができる全室温泉付きの客室となっている。
なお、同施設では1棟全28室を、同ホテルの全オーナーがシェアする方式を採用。利用の目的にあわせて各部屋タイプを選択することができる。会員権1口あたりの販売価格は年26日利用保証の約3,637万円(消費税込み)と年13日利用保証の約1,871万円(消費税込み)。