国土交通省は4月30日、平成20年度および3月分の新設住宅着工戸数を発表した。
同年度の新設住宅着工戸数は103万9,180戸(前年度比0.3%増)と、わずかに前年度を上回り、100万戸台を維持した。利用関係別戸数は、持家が31万664戸(同▲0.4%)で2年連続の減少。貸家は44万4,747戸(同3.2%増)で、増加に転じた。
分譲住宅は27万2,680戸(同▲3.5%)で2年連続の減少。うちマンションは16万4,623戸(同3.1%増)と増加に転じ、一戸建住宅は10万6,619戸(同▲12.0%)と2年連続の減少となった。
一方、3月の新設住宅着工戸数は6万6,628戸(前年同月比▲20.7%)で4ヵ月連続の減少。新設住宅着工床面積も、572万4,000平方メートル(同▲22.9%)で5ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値では88万8,000戸となった。
利用関係別着工戸数は、持家が2万1,295戸(同▲13.1%)で6ヵ月連続の減少、貸家は2万7,492戸(同▲11.2%)で4ヵ月連続の減少となった。分譲住宅は、一戸建住宅が6,632戸(同▲32.5%)で6ヵ月連続の減少、マンションが9,184戸(同▲47.8%)で3ヵ月連続の減少、全体では1万5,911戸(同▲42.1%)と4ヵ月連続の減少となった。