日本ホテルファンド投資法人(NHF)は15日、2009年3月期決算を発表した。
当期(08年10月1日~09年3月31日)の営業収益は12億7,300万円(前期比▲0.9%)、営業利益は7億2,800万円(同▲2・9%)、経常利益は5億2,500万円(同1.1%増)、当期純利益は5億2,400万円(同1.1%増)、1口当たり分配金は1万2,419円だった。
当期は、物件の新規取得・譲渡を行なわず、運用管理コスト削減などの内部成長に重点をおいた運用を行なった結果、営業収益については当初予想を若干下回ったものの、営業利益、経常利益、当期純利益および1口当たり分配金については当初予想を上回った。なお、借入金残高は前期末より変動なしで、総額195億円、期末総資産有利子負債比率は47.8%となった。
次期(09年4月1日~9月30日)は、営業収益12億8,500万円、営業利益7億600万円、経常利益2億4,300万円、当期純利益2億4,200万円、1口当たり分配金5,750円を見込んでいる。