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2009/5/18

「暮らしを守り命を育む住まいづくり」を/「全国住生活女性フォーラム」が開催

聴衆で埋め尽くされた会場の様子
聴衆で埋め尽くされた会場の様子

 (社)日本住宅建設産業協会住生活女性経営者会議と(財)日本賃貸住宅管理協会レディース委員会の共催による「全国住生活女性フォーラム」が15日、自由民主会館(東京都千代田区)で開催された。住生活関連事業に従事する女性の活躍の場を広げ、交流を深めることを目的に開催されたもの。

 フォーラムでは、ジャーナリストの櫻井よしこ氏が「日本人・自然と人間」と題し、グローバルで広い視野を持つことの重要性について講演したほか、第一線で活躍する宅建業者やオーナー、建築士、学識経験者、人材育成コンサルタントなどが、現在の仕事に就いたきっかけ、住まいづくりや住まいのあり方、今後の課題などについて、パネルディスカッションを行なった。

 また総括として、「暮らしを守り命を育む住まいづくり」をめざすこと、住生活に関連する分野で働く女性たちで連携し、学び合い、情報を発信し、新たな住環境の実現をめざすことなどを提唱した。

 フォーラムであいさつした(財)日本賃貸住宅管理協会会長で同協会レディース委員会委員長の北澤艶子氏は、「住生活産業は、女性の感性を活かせる業種。新卒の女性社員の方に憧れてもらえるような業界をめざし、団体の垣根を越えて交流を深め、互いに切磋琢磨していきましょう」などと語った。
 
 当日は、衆議院議員野田聖子氏らの来賓もかけつけ、500名を超える参加者で満場となった。

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