不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/5/25

分譲マンション賃料、首都圏は前月比0.8%上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは25日、2009年4月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された分譲マンションの月額募集賃料を、行政区単位に集計・算出し、平方メートル単価に換算したもの。

 これによると、首都圏・分譲マンション賃料は前月比0.8%上昇し、1平方メートル当たり2,623円と、1月以降の弱含み推移からやや持ち直す結果となった。
 都県別でみると、東京都では0.1%、神奈川県では0.6%上昇したが、埼玉県では1.5%、千葉県では0.4%下落した。
なお、神奈川県の賃料は08年9月に直近の底値である1,998円をつけて以降は2,000円台で堅調に推移している。
 また、近畿圏は同0.2%下落して1,627円と、1月以降はやや弱含みで推移。中部圏は同0.7%上昇して1,648円と、前月に続き近畿圏の賃料水準を上回った。

 一方、首都圏の主要都市における分譲マンション賃料は、東京都23区では同0.3%下落して3,280円と、08年後半以降は下落傾向が続いている。
 横浜市および千葉市では平均築年の若返りによって、各々同1.7%上昇の2,226円、同0.3%上昇の1,452円となった。なお、横浜市の賃料は08年8月に直近の底値である2,143円をつけて以降はやや強含みで推移。さいたま市では同1.6%上昇して1,861円と、09年1月以降の下落傾向に歯止めがかかった。

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