不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/6/4

販売強化を行なうも景気低迷の影響で減収減益に/積水ハウス10年1月期第1四半期決算

 積水ハウス(株)は3日、2010年1月期第1四半期決算を発表した。

 当期(2009年2月1日~4月30日)の売上高は2,639億6,300万円(前年同期比3.3%増)、営業利益▲120億2,100万円(前年同期:▲172億100万円)、経常利益▲122億2,500万円(同▲171億7,000万円)、当期純利益▲84億5,600万円(同▲110億6,800万円)となった。

 セグメント別では工業化住宅請負事業の売上高が881億1,500万円、営業損失が39億300万円、不動産販売事業の売上高が535億5,900万円、営業損失が41億2,900万円、不動産賃貸事業の売上高が940億5,000万円、営業利益が55億8,700万円となった。

 環境配慮型住宅の拡販などの販売強化を行なうほか、3月末日に滋賀工場の生産機能を停止するなど、本格的な全社構造改革を進め経営体質の強化に努めたが、前期間の景気の低迷を受け減収減益となった。

 通期については売上高1兆4,600億円、営業利益390億円、経常利益385億円、当期純利益190億円を見込んでいる。

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