(株)不動産経済研究所は14日、2009年上半期(1~6月)および6月度の「近畿圏のマンション市場動向」を発表した。
同期のマンション発売戸数は1万157戸(前年同期比▲14.3%)となった。地域別では、大阪市2,938戸 (同13.7%増)、大阪府下3,551戸(同1.0%増)、神戸市920戸(同▲41.5%)、兵庫県下1,103戸(同▲40.7%)、京都市390戸(同▲51.8%)、京都府下138戸(同▲64.2%)、奈良県256戸(同▲52.7%)、滋賀県749戸(同27.2%増)、和歌山県112戸(同100.0%増)。
1戸当たりの平均価格は3,513万円(同▲1.8%)、平方メートル単価は46万9,000円(同▲2.1%)とわずかに下落した。また、同期の平均月間契約率は58.1%(同▲2.7ポイント)と60%を割り込んだ。継続販売戸数は5,836戸(08年6月末比▲51戸)とわずかに減じた。下半期は、約1万1,000戸の発売戸数を見込んでいる。
一方、6月の新規販売戸数は1,524戸(前年同月比▲40.4%)の大幅減。月間契約率は60.4%(同▲4.1ポイント)、1戸当たりの平均価格は3,524万円(同▲6.6%)、1平方メートル当たりの単価は46万9,000円(同▲3.5%)。継続販売在庫数は5,836戸(前月比▲53戸)となった。
7月の発売戸数は1,800戸程度の見込み。