不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/7/16

08年低層住宅の労働災害発生状況の集計分析結果を公表/住団連

 (社)住宅生産団体連合会はこのほど、2008年分(08年1月1日~12月31日)の低層住宅建築工事における労働災害発生状況の集計分析結果を発表した。住宅連構成団体のうち6団体の会員企業882社(年間完成棟数:新築17万4,469棟、増改築・リフォーム23万2,307棟)から回答を得た。

 労働災害件数(休業4日以上の災害で、一人親方、事業主災害等を含む)は、549件(前年606件)、完工棟数千棟あたりの労働災害発生数は3.2件(同3.6件)であった。企業規模(完成棟数)別の完工棟数1,000棟当たりの労働災害発生数では、年間完工棟数が499棟以下の規模の企業において前年比で増加した。

 作業分類別の労働災害発生状況では、建方および内部造作工事中の災害発生率合計が前年より8.6%上昇し全体の5割を占めた。

 原因・型別労働災害発生状況では、墜転落災害の比率が最も多く49.4%、次いで工具災害22.6%ととなった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。