不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/7/30

大規模マンション引渡し集中し、経常2.3倍増/野村不HD10年3月期第1四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は30日、2010年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~6月30日)の連結売上高は1,034億7,700万円(前年同期比41.4%増)、営業利益171億5,200万円(同124.2%増)、経常利益135億8,300万円(同137.4%増)、当期純利益は71億4,000万円(同119.0%増)と大幅な増収増益に。

 大幅な増益を記録したのは、主力の住宅事業で大規模分譲マンションの引渡しが集中したため。同事業の住宅分譲計上戸数は743戸(同42.3%増)、売上高578億8,400万円(同134.1%増)。セグメント全体の売上高も646億円(同84.0%増)、営業利益108億7,000万円(同516.4%増)となった。

 ビル事業は、連結子会社化したNREG東芝不動産(株)の収益計上で売上高231億5,000万円(同52.0%増)、営業利益55億7,100万円(同103.3%増)。資産運用開発事業は収益不動産部門の物件売却が減り売上高64億5,800万円(同▲22.7%)、営業利益14億2,400万円(同▲52.7%)となった。

 なお、通期では連結売上高4,700億円、営業利益380億円、経常利益230億円、当期純利益100億円を見込んでいる。

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