不動産ニュース / 開発・分譲

2009/7/31

「港南台うぐいす住宅マンション建替事業」本体工事に着手/東急不動産

「港南台うぐいす住宅」施工再建マンションイメージイラスト図
「港南台うぐいす住宅」施工再建マンションイメージイラスト図

 港南台うぐいす住宅マンション建替組合および参加組合員の東急不動産(株)は30日、「港南台うぐいす住宅マンション建替事業」における本体工事に着手したと発表した。

 「港南台うぐいす住宅」は、JR根岸線「港南台」駅徒歩2分、駅前商業施設と周辺に広がる一戸建て住宅地をつなぐエリアに位置。敷地面積9,457.59平方メートル、延床面積5,586.95平方メートル、鉄筋コンクリート造地上5階建て4棟、4階建て1棟からなる全96戸の団地型マンション。
 築31年の経過による配管等設備の老朽化、居住者高齢化への設備対応、建物の耐震性に対する不安の高まりなどから、建替えをの検討が進められ、2007年3月に行なわれた一括建替え決議において、96戸中95戸の賛成で成立、08年2月に建替組合設立認可となったもの。

 施行再建マンションは、延床面積3万1,861.24平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階地下1階建て1棟、総戸数265戸のマンションとなる予定。
 耐震等級2を取得し高い耐震性を備え、専有部分にはCO2排出量削減を図るためLED照明、エコジョーズ、LOW-Eガラスの採用を計画している。また、共用部分においても壁面緑化等を施し、屋上庭園など環境配慮に取り組んだ商品企画をめざす。

 さらに、非常時の生活水用の貯水槽60tを設置するほか、非常時に仮設テントを設置できるスペースを備えるなど地域の防災拠点として整備。併せて、24時間有人管理体制を活用し、まちかどに管理員室につながるインターホン機能のついた防犯灯を設置するなど、防犯拠点としての整備も実施、地域貢献にも注力する。

 竣工は2011年2月の予定。

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