サーラ住宅(株)は8日、2009年10月期第3四半期決算を発表した。
当期(08年11月1日~09年7月31日)は、連結売上高206億200万円(前年同期比▲9.7%)、営業損失3億3,300万円(前年同期:営業損失1億8,900万円)、経常損失3億4,200万円(同:経常損失2億800万円)、当期純損失4億6,900万円(同:純損失2億6,400万円)。
セグメント別にみると、住宅事業において、大型分譲地「サーラヒルズ牧野ヶ池緑地」の宅地分譲を開始。併せて、税制優遇措置が受けられる住宅、環境配慮型の住宅をはじめ、事業環境の変化に対応した新商品を逐次投入、受注・販売の促進に努めた。また、仕入れ・発注単価および経費等の見直しによるコストダウンを実施するも、期首受注残高が前期高を下回ったことに加え、受注の減少および分譲住宅の販売がふるわず、結果、売上高は103億4,000万円、営業損失は3億3,700万円となった。
住宅部資材加工・販売事業においては、建築資材の需要落込みの影響を受けたことから、売上高は102億6,200万円、営業利益は2,100万円にとどまった。
通期については、売上高300億円、営業利益5,600万円、経常利益2,100万円、当期純損失7,400万円を見込む。