(株)飯田産業は14日、2010年4月期第1四半期決算を発表した。
当期(09年5月1日~7月31日)の連結売上高は253億5,100万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は18億3,200万円(同386.8%増)、経常利益は16億9,400万円(同805.0%増)、当期純利益は9億9,600万円(前年同期:純損失5,200万円)。
同社は09年10月以降、仕入れの厳選とともに建設原価の削減に着手。その結果、大幅な原価削減を達成、11月以降続いている販売契約棟数の対前年比増加傾向が第1四半期においても継続し、前年実績を大幅に上回ることとなった。
戸建分譲住宅事業については、決済棟数が747棟、売上高は221億2,200万円(前年同期比13.6%増)。分譲マンション事業については、決済戸数が77戸、売上高は16億9,700万円(同38.3%増)であった。
なお、たな卸資産については、前期末に計上済みの分を除き、新たに評価損1億7,800万円(戸建分譲住宅部門1億7,700万円、分譲マンション部門100万円)を計上している。
通期においては、売上高1,126億円、営業利益82億2,800万円、経常利益72億5,000万円、当期純利益37億5,000万円を見込む。