森ヒルズリート投資法人(MHR)は14日、2009年7月期決算を発表した。
当期(09年2月1日~7月31日)の営業収益は57億8,900万円(前期比1.5%増)、営業利益は30億400万円(同▲1.9%)、経常利益は20億2,700万円(同▲7.0%)、当期純利益は20億2,600万円(同▲7.0%)、1口当たり分配金は1万2,726円となった。発行済投資口数は15万9,200口。
当期は、保有物件の計画的な修繕工事などにより顧客満足の向上に努めるとともに、新規テナントの適切な賃料設定、および既存テナントの賃料改定を実施、安定的な賃貸事業収入の確保を図った。
当期末時点のポートフォリオは保有物件ベースで10物件、既投資額は2,016億5,400万円(取得価格ベース)、総賃貸可能面積は10万3,151.71平方メートルとなった。稼働率は93.7%、有利子負債残高は1,140億円。
次期については、営業収益55億400万円、営業利益27億2,800万円、経常利益16億4,000万円、当期純利益16億3,900万円、1口当たり分配金1万300円を見込む。