不動産ニュース / その他

2009/9/16

新政権に「景気回復に向けた持続的な成長戦略」を期待/不動産協会

 (社)不動産協会は16日、理事会を開催。終了後、記者懇談会を開催した。
 
 懇談会の席上、同協会理事長の岩沙弘道氏は、本日中に発足する新政権について「景気回復に全力をあげて取り組んでいただきたい。国益優先の政治を実現させ、日本経済の持続的な成長戦略を具体的に掲げていってほしい」と語った。
 また、民主党のマニフェストに掲げられている「両手仲介の禁止」については「趣旨についてよくうかがったうえで、関連団体と意見を交換しながら考えをまとめていきたい」とした。そのほか、温室効果ガスを2020年までに90年度比25%削減するという目標に関しては、「実現可能性、国民負担の水準、国際公平性を踏まえたうえでの数値設定をしていただきたい」としたうえで、「当協会としては環境問題に関する委員会を設置しており、そこで意見をまとめながら、できる限りの対応をしていきたい」と述べた。

 また、現在の不動産市場についても言及。「分譲マンション市場は、着工戸数こそ依然低水準で推移しているものの、住宅ローン減税などの政策の後押しがあった影響で、需要が顕在化し始めている。また、完成在庫も減少しており、市場全体としては徐々に回復しつつある。ユーザーニーズを的確にとらえた、値ごろ感のある商品が供給されれば、11月以降には着工戸数も回復していくのでは」との見解を示した。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆