積水ハウス(株)は19日、東京都新宿住宅展示場(東京都新宿区西新宿4-36)内に同社初となる4階建ての展示場をオープンした。
同展示場は収益を得ながら快適に暮らす3・4階住宅「BEREO(べレオ)」。「賃貸」と「店舗」を併用した二世帯住宅とすることで、都市部における限られた敷地を最大限に生かした住まいを提案する。
今回建設した展示場では、1階を店舗スペースとし、2~4階の3層に親世帯・子世帯それぞれの住居を用意。その間に賃貸住宅(2階)を配置した。
また、3階には「五感コート」と名づけた中庭を設置。“五感で感じる家”をコンセプトに夏は日陰を作り冬は日光を取り込む壁面緑化(グリーンウォール)の設置(視覚)や、握りやすく連続性のある手すりの採用(触覚)、四季を感じられる樹種の葉音(聴覚)などを採用することで、「誰もが安全・安心で使いやすい」という同社のユニバーサルデザインを実現している。
また、同社では親自然な空間設計と「省エネ」および「創エネ」を組み合わせることで、顧客の「快適性」、「経済性」、「環境配慮」のニーズに応える環境配慮型住宅「グリーンファースト」を提案しており、同展示場も太陽光発電システムと家庭用燃料電池の両方を搭載する「グリーンファーストプレミアム」モデルとしている。