大和ハウス工業(株)は24日、同社が1959年10月に発売したプレハブ住宅「ミゼットハウス」が、発売から50周年を迎えたと発表した。
「ミゼットハウス」は、戦後のベビーブームに生まれた自分の部屋が持てない子供たちのために、「安くて、安全で、独立した勉強部屋ができないか」という発想から誕生した商品。パネル工法の技術を生かし、3時間で完成する勉強部屋として販売したもの。わが国における一戸建てプレハブ住宅の原点となっている。
同社は、今後も住宅に求められる性能・品質を向上させるとともに、建築の工業化をさらに推し進め、「安全・安心」はもとより、地球環境にも配慮し、時代の要請に応えることのできる住宅を開発・提供していく、としている。