ポラスグループはこのほど、ポラテック(株)と(株)ポラス暮し科学研究所が出展した4作品が、「2009年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
受賞作品は、戸建住宅分類と住宅設備分類で各2点ずつ。
戸建住宅分類で受賞したのは、ポラテック(株)の都市型3階建て住宅「アルジール」の壁面緑化システム「勝手にグリーンウォールPJ」と都市型和風住宅「和美庵―器の家」。
「勝手にグリーンウォールPJ」は住宅を建てることでまちなみを変えていこうという取組みが、また、都市型和風住宅「和美庵-器の家」は伝統的な町屋の形式を現代の規格住宅に採り入れたことなどが評価された。
また、住宅設備分類では(株)ポラス暮し科学研究所の「木造組立て構造部材システム『WBB』システム」と「木材固有の『めり込み現象』緩和金物『me・ri・co』」が受賞。
「木造組立て構造部材システム『WBB』システム」は間伐材を使った小断面の部材でトラスの部品をユニット化しようとした取組みが、また、「木材固有の『めり込み現象』緩和金物『me・ri・co』」は、軸組みの性能向上が評価された。
なお、同社は同賞を7年連続受賞している。