国土交通省は9日、2009年8月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
同月の建設工事受注高は3兆1,360億円(前年同月比▲24.0%)で、10ヵ月連続の減少。うち、元請受注高は2兆2,438億円(同▲20.1%)、下請受注高は8,868億円(同▲32.3%)となった。
元請受注高のうち、公共機関からの受注高は8,542億円(同▲3.3%)で3ヵ月連続の減少。民間等からの受注高は1兆3,896億円(同▲27.8%)で13ヵ月連続の減少。
公共機関からの受注工事(1件500万円以上の工事)額は8,094億円(同0.2%増)で、3ヵ月ぶりの増加。うち「国の機関」からは2,577億円(同▲7.9%)、「地方の機関」からは5,537億円(同4.5%増)となった。
また、民間からの建築工事・建築設備の受注工事(1件5億円以上の工事)額は3,176億円(同▲33.1%)で、10ヵ月連続の減少となった。