(株)不動産経済研究所は14日、2009年9月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。
同月の新規発売戸数は3,063戸(前年同月比26.2%増)と、前年比で25ヵ月ぶりの増加となった。1戸当たりの価格は4,527万円(同1.3%増)、1平方メートル当たりの単価は62万4,000円(同1.0%増)と、いずれも上昇した。
契約率も73.9%(同13.8ポイント増)と、70%台を回復した。即日完売物件は、「ザ・晴海レジデンス」3期(東京都中央区、27戸、平均価格5,030万円、平均8.7倍、最高20倍)など6物件・61戸。超高層物件(20階以上)は17物件・373戸で、契約率は 83.6%だった。
また、販売在庫数は6,840戸(前月比▲197戸)と順調に減少し、6,000戸台に突入した。
なお、10月の発売戸数は4,000戸前後となる見込み。