ワンズ(株)は22日、医院開業支援を手がけるNPO法人開業支援塾21(東京都大田区、代表理事:小川裕司氏)と業務提携したと発表した。
開業支援塾21は、独立開業する医師に対し、綿密な診療圏調査による開業地の選定から事業計画書の無料作成などを通じ、最適でコストパフォーマンスに優れた医院開業をサポートしている。今回の業務提携は、開業準備をする開業支援塾21の会員に対し、ワンズの不動産ネットワーク「ワンズRETOS(レトス)」会員を通じて、診療所として優良な物件を紹介するというもの。
これにより、開業支援塾21の会員は、最初の関門ともいえる診療所開設のための優良物件を迅速に探すことが可能になる。またワンズも、傘下のRETOS会員に対し、「長期契約が期待できる新規開業医への物件紹介」という事業機会を提供することができる。
両社は、今後1年間で新規開業10件、後継者のいない高齢の開業医に対する継承案件で10件、合わせて20件の物件紹介をめざす。