不動産ニュース / 開発・分譲

2009/10/28

「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」計画を発表、「ダイビル」解体工事に着手/ダイビル

ダイビル外観パース(イメージ)
ダイビル外観パース(イメージ)

 ダイビル(株)は26日、「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」の計画概要がまとまり、「ダイビル」の解体工事に着手すると発表した。

 同社の旗本ビルである、「ダイビル」は、大正期より大阪を代表するオフィスビルとして永年にわたり多くのテナントが活用、また近代建築史上においてもその歴史的価値は高いと評価されていた。しかし、竣工後84年が経過し老朽化が進むなど、テナントビルとして運営することが困難となったため同ビルの解体に至った。今後は「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」が「ダイビル」に代わり、中之島のさらなる発展とまち並み形成に寄与する建物となるよう計画を進めていくとしている。
 
 「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」は、延床面積4万8,000平方メートル、鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)地上22階地下2階塔屋2階建てのオフィスビル。
 「ダイビル」を受け継ぐビルとして、低層部において「ダイビル」本館の外観を復元。復元にあたっては「ダイビル」本館の外装で使用した煉瓦や石材の装飾品等を可能な限り保存、外装材として使用する。また、建築内部においても、内装材の再利用やエントランスホールのデザインの取り込みイメージの再現も図る予定。高層部は軽快なデザインを採用することで低層部を引き立たせ、建物全体としてのバランスを重視した外観計画とする。

 「ダイビル」解体工事は2009年11月末~10年末に、「中之島ダイビル・ウエスト(仮称)」新築工事は10年末~13年春を予定している。

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