(株)東京カンテイは29日、2009年9月度「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例の価格を月ごとに集計し、その価格変動を天気マークで表示したもの。
9月度は、価格下落傾向を示す「雨」「小雨」が16地域と、全体の7割弱を占め、「晴れ」は皆無となった。ただし「薄日」の地域はやや増加しており、首都圏や大阪府で前月比では価格上昇が続く地域があるなど、弱含みながら持ち直しの兆しも見られた。
三大都市圏の価格をみると、首都圏では東京が2ヵ月連続、千葉県、神奈川県が3ヵ月連続の上昇、埼玉県がほぼ横ばいながら上昇に転じている。近畿圏では、大阪府が5ヵ月連続の上昇、滋賀県が平均築年数の若返りはあるものの、再び1,500万円台を回復して「薄日」に。中部圏では、岐阜県が7月の急激な下落から1,300万円台直前まで上昇したほか、三重県も1,300万円台を維持し「薄日」となった。
その他詳細は、同ホームページを参照のこと。