不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/17

管理コストの削減などに注力。営業利益が予想上回る/NHF09年9月期決算

 日本ホテルファンド投資法人(NHF)は16日、2009年9月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)は、営業収益12億8,300万円(前期比0.8%増)、営業利益7億2,700万円(同▲0.1%)、経常利益2億9,200万円(同▲44.3%)、当期純利益2億9,100万円(同▲44.4%)、1口当たりの分配金6,906円となった。

 同投資法人は、世界的金融市場の混乱や景気減速に伴う出張需要の減少、個人における節約志向の高まりなど、ホテル業界が低迷するなか、過大な外部成長は既存投資主の利益につながらないと判断。
 原則として物件取得および譲渡は実施せず、運営管理コストの削減に重点をおいた運用を行なった。
 その結果、営業収益は当期予想を下回ったものの、そのほかについては予想を上回る結果を達成した。
 
 次期については、営業収益12億5,200万円、営業利益6億9,000万円、経常利益3億100万円、当期純利益3億円、1口当たり分配金7,110円を見込んでいる。

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