不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/26

保有物件の安定運用に注力するも、減収減益/JRH09年9月期決算

 日本賃貸住宅投資法人(JRH)は24日、2009年9月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の営業収益は34億9,400万円(前期比▲2.3%)、営業利益は12億1,200万円(同▲15.6%)、経常利益は4億9,900万円(同▲38.3%)、当期純利益は4億8,000万円(同▲36.6%)、1口当たり分配金は2,870円(前期4,527円)。

 当期は物件を購入・売却せず、全131物件(取得価格総額1,019億7,600万円)の安定運用に注力するも、景気低迷等が影響し、前期比増には至らなかった。しかしながら、リーシング活動等の成果により、全エリア区分で稼働率が改善しており、全体の面積稼働率は7月末の90.3%から9月末には91.9%にまで改善した。
 
 また、9億9,400万円の借入金を返済、投資法人債を期限前に買入消却し、2億円の有利子負債を圧縮した結果、当期末時点での投資法人債を含む有利子負債額は503億3,500万円、期末総資産有利子負債比率は45.0%、長期有利子負債比率は54.2%となった。

 なお、次期(09年10月1日~10年3月31日)については、営業収益35億5,400万円、営業利益12億7,700万円、経常利益6億5,900万円、当期純利益6億5,700万円、1口当たり分配金2,800円を見込む。

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