

リノベーションやコンバージョンによる中古住宅の有効活用提案を展開する(株)Rバンク(東京都渋谷区、代表取締役:藤田将友氏)は、女性専用シェアハウス「つばさ中野」(東京都中野区)を、20日竣工する。
同施設は、同社が手がけた4棟目のシェアハウスで、JR中央線「中野」駅徒歩9分に立地する音楽事務所保有のビル(1988年築)の3階(オフィスとして利用)と屋上部分約42平方メートルをコンバージョンしたもの。1、2階は、音楽事務所がそのままオフィス、スタジオとして利用する。総工費は、1,900万円(別途、家具設置費150万円)。将来的には、同事務所に所属するアーティストの寮への転用も考えているという。
シェアハウスは、コミュニティスペースを兼ねた26畳大のリビングダイニングと、専有面積約7~11平方メートルの個室6室を設置。そのほか、共用の浴室1ヵ所、洗面3ヵ所、トイレ2ヵ所を設けている。週2回の定期清掃と、セキュリティシステムも導入する。
「つばさ」(音楽事務所の名前)にちなみ、住民を「小鳥」、各居室を「巣箱」、LDKを住民が集う「森」とイメージ。LDKの床を檜、天井をカラマツの無垢フローリングとした。居室内も、檜の無垢フローリング、収納も無垢仕上げとしている。
個室賃料は、月額6万8,000円~8万2,000円。入居にあたり、事務契約手数料5万円が必要。契約期間は、初回6ヵ月、以降1年。同音楽事務所のスクール生への事前案内で、2室の入居が確定している。