不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社ネットワークにおける11月の首都圏売物件の市場動向を発表した。
同月の物件登録数は、新築戸建が4,269件(前年同月比▲62.4%)となり、前年同月比で14ヵ月連続のマイナス。中古戸建も777件(同 ▲47.1%)と同じく14ヵ月連続のマイナス。中古マンションは1,075件(同▲39.8%)と17ヵ月連続のマイナスとなった。
物件成約数は、新築戸建が1,187件(同▲28.3%)と、5ヵ月連続の減少となった。中古戸建は240件(同▲22.8%)と7ヵ月連続のマイナスとなった。
中古マンションは398件(同▲26.7%)と16ヵ月連続のマイナス。所在地別では、東京都153件(同▲32.3%)、神奈川県140件(同▲30.3%)、埼玉県62件(同▲16.2%)、千葉県43件(同2.4%増)。
平均成約価格は、新築戸建が1戸当たり3,124万円(同▲13.2%)と15ヵ月連続のマイナス、中古戸建は同2,383万円(同▲12.1%)と10ヵ月連続のマイナスとなり、中古マンションは、1平方メートル当たり30万4,400円(同▲12.7%)と 13ヵ月連続のマイナス。1戸当たりも1,910万円(同▲14.2%)と12ヵ月連続のマイナスとなった。