不動産ニュース / 政策・制度

2010/1/15

「住宅版エコポイント」、新築、リフォームとも上限30万ポイントに/国交省

 国土交通省は15日、緊急経済対策に盛り込まれた「住宅版エコポイント制度」における、エコポイントの発行数の概要を明らかにした。

 発行エコポイント数は、新築のエコ住宅は1戸あたり30万ポイントの固定制、エコリフォームは1戸あたりの上限を30万ポイントとして、改修部位に応じて発行する。

 具体的には、窓の断熱改修は、内窓設置と外窓交換が、1ヵ所あたり7,000~1万8,000ポイントを発行。ガラス交換が2,000~7,000ポイント。外壁、屋根・天井・床の断熱改修は、各部位の最低使用量以上の断熱材を使うことを条件に、外壁10万ポイント、屋根・天井3万ポイント、床5万ポイントを発行する。バリアフリー改修は、1戸あたり5万ポイントを上限とし、手すりの設置と段差解消は、改修箇所数に関係なくそれぞれ5,000ポイント、廊下幅等の拡張については、同2万5,000ポイントを発行する。

 また、エコリフォームのポイントについては、申請を行なうことで、エコリフォーム施工業者が行なう追加工事の費用に充当できる仕組みも設ける。

 なお、ポイント発行の申請期間は、エコ住宅の新築は一戸建てが2011年6月30日、共同住宅が同年12月31日まで。エコリフォームは、11年3月31日まで。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。