不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/2/16

売上高増も、繰越金の取崩しなどにより最終赤字に/日住サービス09年12月期決算

 (株)日住サービスは15日、2009年12月期決算を発表した。

 当期(09年1月1日~12月31日)の連結売上高は55億5,100万円(前期比1.8%増)、営業利益は7,500万円(前期:営業損失7,900万円)、経常利益は5,500万円(同:経常損失1億3,300万円)、繰越税金資産全額3億6,200万円を取崩したため、当期純損失は3億4,000万円(同:当期純損失1億6,800万円)となった。

 セグメント別に見ると、不動産売上では、経済的で値ごろ感がある価格帯を中心に、全面改装工事をしたリノベーションマンションの販売に注力した結果、売上高は7億9,500万円(前期比199.0%増)となった。
 不動産売買仲介では、市場の価格調整が進んだことにより実需市場に絞り込み、主に一次取得者層が購入できる価格帯の物件の仲介に注力した結果、取扱件数は増加した。しかし法人取引や高額物件の取引が減少し、売上高は18億700万円(同▲5.2%)となった。

 なお、次期連結業績予想(通期)については、売上高56億5,000万円、営業利益1億8,200万円、経常利益1億4,300万円、当期純利益1億700万円を見込んでいる。

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