(株)日本エスコンは15日、2009年12月期決算を発表した。
当期(09年1月1日~12月31日)の連結売上高は272億3,500万円(前年同期比▲23.3%)、営業損失74億2,400万円(前年同期:営業利益9億4,100万円)、経常損失91億5,900万円(同:経常損失15億3,500万円)、当期純損失86億8,500万円(同:当期純損失108億9,500万円)と、2期連続で大幅な最終損失を計上した。
売上原価へのたな卸資産評価損約58億円の計上や、減損損失約25億円の特別損失計上などが要因。主力の分譲事業は、一部物件で販売の遅れが生じるなど、売上高141億2,200万円(前年同期比▲52.8%)と不調。さらに、たな卸資産評価損16億円の計上で、営業損失23億4,300万円(前年同期:営業利益2億4,500万円)となった。
なお、次期については連結売上高222億円、営業利益15億円、経常利益8億円、当期純利益24億円を見込んでいる。