(株)東栄住宅は16日、2010年1月期決算を発表した。
当期(09年2月1日~10年1月31日)の連結売上高は807億7,500万円(前期比▲18.7%)、営業利益は30億3,400万円(前年同期:営業損失21億3,400万円)、経常利益は21億3,700万円(同:経常損失35億5,600万円)、当期純利益は33億7,400万円(同:当期純損失137億4,900万円)となった。
前連結会計年度より「経営改善策」として、在庫回転期間の短縮に努めたことで、在庫に占める新規物件の割合が増加。また、工期短縮や人員体制の適正化、販売費および一般管理費の削減などの合理化も実施した結果、在庫の入替えや借入金の圧縮により自己資本比率が改善。利益体質へのシフトに成功した。
主力の不動産分譲事業では、戸建住宅において販売高660億4,100万円(前年同期▲25.6%)を計上。土地分譲、建築条件付売地では販売高は66億7,900万円(同103.5%増)となった。一方、中高層住宅では、「ブルーミングヒルズ多摩センター・ファーストレジデンス」など141戸を引き渡し、販売高は41億5,800万円(同▲0.5%)となった。
次期については、売上高834億6,000万円、営業利益55億6,000万円、経常利益45億8,000万円、当期純利益は40億4,000万円を見込んでいる。