三井ホーム（株）は7日、女性の視点から商品開発を行なった戸建住宅「chou chou（シュシュ）」のモデルハウス見学会を住宅展示場「港南台モデルハウス」（横浜市港南区）で行なった。
「chou chou」は、主に30～40歳代の1次取得者向けの注文住宅フリー設計商品で、4月23日（金）から沖縄を除く全国で販売する。
ブランドメッセージ「暮らし継がれる家」をコンセプトに、「“あったらいいな”を叶える住まい」をテーマとして、社内外の女性の声をまとめ、さまざまなアイディアをプランに盛り込んでいる。外観は「CHARM（チャーム）」、「COOL（クール）」、「DRESSY（ドレッシー）」、「CUTE（キュート）」の4パターンを用意。
玄関前のエントランスには、鍵を開ける際の荷物置き場としても役立つようにベンチを設置。また、玄関脇には、トイレと洗面スペースを用意し、子供が帰宅後すぐに手洗いできるように配慮した。シューズクロークとミニドレッサー・収納棚をしつらえた「フィッティングルーム」は、行き来しやすいようにつなげて設けている。
一方、キッチンからは、家族の様子がわかるように、ダイニングとひと続きのリビング「ファミリーコモン」や、子供の昼寝や遊び場、書斎として多目的に利用できる「マルチスペース」など、すべてを見渡すことができるよう工夫した。キッチン脇には、「自分の場所がほしい」という女性のニーズに応え、オープンでありながら、ちょっとした贅沢が感じられる空間「プチ・リュクス」も設けている。
標準仕様で「長期優良住宅」認定基準に適合し、住宅エコポイント発行対象の「エコ住宅の新築」にも対応。同社オリジナル屋根断熱材「ダブルシールドパネル」とオプションの全館空調システム「ウェルブリーズ」を組み合わせることで、省エネで快適な居住空間を実現している。
商品開発関係者によると、1月2日のモデルハウスオープン以来、以前のモデルハウスに比べて、来場者は4割ほど増えており、30～40歳代に限らず、50～60歳代と幅広い層が訪れている。女性にとって“あったらいいもの”をプランに採り入れ、格子窓を採用したり、鋳物の装飾部材などを多用したりと、かわいらしく飾っていても飾りすぎず、細かいパーツにこだわったことで、女性客の心を掴み、好評を得ているという。
参考価格は「CHARM」（延床面積150.07平方メートル）が3,689万700円、「COOL」（延床面積146.05平方メートル）が3,433 万1,850円、「DRESSY」（延床面積145.71平方メートル）が3,018万4,350円、「CUTE」（延床面積143.05平方メートル） が2,965万9,350円。
販売目標は年間400棟。
