不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、3月の首都圏における賃貸物件市場動向を発表した。
登録物件数は、居住用が5万4,961件(前年同月比3.9%増)と前年同月比で2ヵ月連続のプラスとなった。
1戸当たり登録賃料の平均は、賃貸マンションが10万1,100円(同▲7.2%)、賃貸アパートが6万2,200万円(同1.5%増)となった。
居住用の成約数は3万1,317件(同▲2.0%)で、10ヵ月連続のマイナスも、東京都下や神奈川県下の成約が回復し、増加に転じた。
エリア別では、東京23区1万1,910件(同▲9.6%)、東京都下3,394件(同1.4%増)、神奈川県1万758件(同9.3%増)、埼玉県2,715件(同▲6.4%)、千葉県2,540件(同▲6.2%)となった。
神奈川県は前年同月比で3ヵ月連続増加した。
新築物件の成約賃料は、マンションが10万1,600円(同4.0%増)、アパートが7万3,700円(同1.4%増)。中古物件では、マンションが8万9,700円(同▲1.4%)、アパートが6万100円(同1.5%増)となった。