エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は26日、プレミア投資法人(PIC)の資産運用を手がけるプレミア・リート・アドバイザーズ(株)(PRA)の発行済株式の過半を取得し、JREITの資産運用ビジネスへ、本格参入すると発表した。
同社は、私募ファンドの運用など、新たな成長分野の一つとしてファンドスキームの積極的活用を図っており、JREITの資産運用ビジネス参入で、ファンドビジネスのさらなる推進を図る。
(株)ケン・コーポレーション、総合地所(株)などPRAの既存株主から、3,186株を取得。PRAの株式53.1%を保有する筆頭株主となり、PRAへ役職員を派遣。物件取得に係るパイプラインサポートを行なっていく。
同時に、PICが5月に実施する第三者割当増資8,700口も引き受け、PICはこの第三者割当により調達した約30億円などを原資に、オフィスビル「岩本町ビル」(東京都千代田区)を、67億円で取得する。